チップソーよりナイロンコードの方が好き。
現在、私が所有している電動刈払機はウーバマン50Vとマキタスプリット40Vmaxの2台なのですが、ウーバマンの方をナイロンコード専用機にして使用しており、チップソーが必要な場面ではスプリットモータの刈払アタッチメントで対応していました。
しかし、メインで使用しているのはスプリットモータの方だったり、ウーバマンのコードヘッドはナイロンコード差込み式の純正品を使用しているので、コードがちぎれると毎回コードを取り出して付け替える必要があったり。
そういった諸々の事情を考えるにナイロンコードアタッチメントを使うのもアリなのでは?と思い、購入してみました。
ヘッド部分はウルトラメタルローラー4が付属しており、最初からナイロンコードを巻いてあるため、アタッチメントの購入のみでも組み立て後に草刈り作業可能ですが、ナイロンコードは消耗品なので、一緒に購入した方がいいです。
とは言え、せっかくコードを巻いてくれているので、今回は初期コードで草を刈ってみました。
ヨモギなど柔らかく密集している草をチップソーで刈る場合、飛散防止カバーを純正初期位置で使用していると、チップソーとカバーの間に草がつまるのですが、ナイロンコードの場合は草を粉砕していくので、そういった心配がありません。
また、材質はナイロンなので、柱や壁など硬いものにぶつけてもチップソーほどキズはつかないし危険度も高くないですが、太くて硬い草木なども刈れないという表裏一体の利点と欠点があります。
他にもチップソーと比べた場合、電力の消費が高くなるので、1バッテリーあたりの作業時間が短くなったり、粉砕した草で服や防具が汚れたり石なんかを弾くとガラスが割れる威力で飛んだりといった欠点など。
状況や場所を選びますが、キックバックの心配が不要などの利点もありますし、なによりチップソーよりもナイロンコードの方が好きなのです。
でもやっぱり電費の悪さは擁護できないかも。
そう考えるとナイロンコードで1時間以上作業できるウーバマン50V刈払機って実は凄い奴?
写真は満充電しておいた予備の2.5Ahバッテリーが作業20分でメモリ残1になるナイロンコードの電費の悪さを伝えたかった的な。
そんなかんじで今回はスプリットモータ用のナイロンコードアタッチメントを使ってみましたが、状況で使いわけられるスプリットモータはやはり良いモノですね。
工具無しで時間をかけずに取り換えられる。
とっても便利。
ナイロンコードアタッチメント、というよりはウルトラメタルローラー4も、草刈り中に自分でコードを取り換える手間がなくなるのでとても便利です。
付属のナイロンコードも普通に草を刈れる。
でも所詮は付属品だし、今回の電費の悪さも何割かはコイツの責任では?スパイラルコードとかに変えたら電費改善しないかな?
今回の感想としてはこんなところですが、現在のバッテリー事情を考えると、やはりメインはチップソーの刈払アタッチメントになりますね。
そしてナイロンコードを使う場合は今まで通りウーバマン50V刈払機を使うわけですが、ループハンドルでナイロンコードを使いたい場面やスプリットモータしか持って来ていない場合にこのアタッチメントを使う。
完璧なプランです。
5Ahと8Ahのバッテリーが欲しいな……