野焼きは原則禁止です。家庭用焼却炉は基準を満たす必要があります。

落ち葉焼却器

グリーンライフの落ち葉・庭枝焼却器を購入して半年が経ちました。

タイトルにもあるように野外焼却は原則禁止となっているので、家庭ゴミを燃やすことは認められていませんが、何事にも例外というものが存在します。

その例外の1つに焚火や日常生活の焼却で軽微なモノ、というのがあるので、落ち葉や庭枝程度なら家庭で燃やしても焚火と言い張れば原則禁止の例外扱いしてもらえる可能性があります。

ただしあくまでも例外扱いであって、決して推奨されているわけではありません。

また、例外扱いであっても注意は必要であり

  • 燃やして良いのは落ち葉や木であって、プラスチックや生ごみのような家庭ゴミは燃やしてはいけない
  • 近所の迷惑にならないようにする
  • 落ち葉や枝はよく乾燥させて、煙が出にくいようにする
  • 火災の原因となるので風に注意し、風が強い日は焼却しない
  • 水バケツなど消火の準備をしておく
  • 通報があった場合は行政指導の対象となったり、罰則がある可能性もある

など、この辺りは各自治体で違ったりもするので、焚火がしたいのならよく確認しておいた方がいいです。

次にタイトルにある家庭用焼却炉うんぬんですが、このグリーンライフの落ち葉焼却器が基準とやらを満たしているかといえば……製品についてくる説明書いわく、焚火ならオッケー(意訳)らしい。

ようするに煙が出にくいキャンプグッズの焚き火台みたいなものと思っておけばいいかなって。

 

焼き芋の焼き方

焚き火といえば焼き芋ですよね。なので、この落ち葉焼却器を使った焼き芋の焼き方をば書いていきます。

手順1)

まずはサツマイモをそのまま水で洗い、濡れた状態でアルミホイルで包みます。

手順2)

灰かき出し口からホイル巻きにしたサツマイモを投入して、投入口から落ち葉と極細枝を容量の7割ぐらい入れます。

手順3)

着火剤になりそうな枯草に火をつけ、火がついたら極細枝と細枝を投入。容量は8割ぐらいになるように。

手順4)

火が消えないように薪になりそうな枝を投入、無いなら火が消えないように落ち葉を投入。

手順5)

ホイル巻きイモが焼却灰に完全に埋もれたら少しだけイモを持ち上げ、少量の灰がイモの下に行くようにイモポジを整え、フタを閉じたら火が消えないように気をつけつつ、小さいサツマイモなら1時間以上待つ。普通サイズや大きいサイズのサツマイモの場合はその分焼き時間を増やす。

増やす具体的な焼き時間は気温や気候、イモの体調や気分によって変わってくるので、今まで生きてきた人生の経験に基づく勘を頼りにしましょう。

手順6)

たぶん完成していると思うので、灰の中から取り出してイモを割ってみる。まだできてないようなら、もう一度ホイル巻きして灰の中に投入。再び取り出す時間は勘で決める。

サツマイモのサイズによっては出来ていない可能性もあるので、あえて取り出さず更に30分~1時間待ってみるのも可。焼きすぎた焼き芋も案外美味しいものです。

ただし炭にならないように注意して下さい。

 

 

火を使った野外調理は野焼きではない

なんでいきなり焼き芋云々と言い出したかというと、つまりはそういうことです。

廃棄物の焼却は落ち葉であっても禁止されていますが、最初の方で言ったように日常生活で行われる軽微な焼却なら許されるので、調理目的ならグレー判定でギリセーフ。

もちろん調理のためであってもプラスチックやビニールを燃やしてはいけませんが。

他にも炭作りや風呂を沸かしたりといった、主目的が落ち葉や庭枝などのゴミの処理では無く、熱エネルギーを利用して何かを行なう為なら野焼きではない判定になるようです。

とはいえ、例外焼却であっても近隣住民の苦情などがあれば、行政処分の対象になるようなので、迷惑にならない=煙をなるべく出さないようにしたいところ。

 

 

グリーンライフ落ち葉・庭枝焼却器OED-80S

で、これを購入したってわけ。

このご時世にホームセンターで焼却炉なんて販売してもいいのか?と思いましたが、まあ問題は無いようなのでヨシ。

値段はホームセンターだと2025年5月現在、税込で現在1万5千円を切るぐらいでしょうか。

一回り小さいサイズだと多分1万円ぐらい?

ネットなら更に安く手にはいるかも。

材質はステンレスせいなのでそこそこ頑丈ですが、中に入れるロストルはスチール製だからか、すぐにダメになります。

 

 

炭作り

本当は無煙炭化器とかいうのに興味があったのですが、あんなもんに何万円も金を使いたくなかったので、この落ち葉焼却器を購入したのですが、アレで作るような消し炭ならコレでも作れるんじゃね?と思って……

手順1)

ある程度燃やす。

手順2)

水をかける。

手順3)

炭をペール缶などに移して乾かす。ただし水をかけた程度では完全な鎮火はできないので、赤熱しているようなら灰にならないようにするため、水につけるなりして冷ます。

水を使いたくないならペール缶などで密閉する。

ペール缶のフタを閉めるときは気圧変化でフタが開かなくなる、もしくはフタがとぶ可能性を考えて閉める。

なかなか温度は下がらないので火事にならないよう保管場所や方法に注意。可燃物の近くに置かない。ペール缶は熱くなるかもしれないので火傷にも注意。

温度が下がったらペール缶の中を確認して、灰になってなかったらOK

1つ炭を割ってみて、中まで炭になっているか確認すればなおよし。

手順4)

落ち葉焼却器の底に溜まったびちょびちょの灰をかき出す。放置ダメ絶対。

 

 

最後に

その気になったらフタで焼き肉とかできそうですが、なんとなく嫌ですよね。

 

今回結局なにが言いたかったのかと言うと、落ち葉焼却器で焼き芋作れる!ですね。

野焼きがどうこうは落ち葉を燃やす関係上、一応ふれておこうと思ったら、深夜だからか眠くて適当にキーボードポチポチしてみただけっていう。

だから自分でもその辺のことに対して何が言いたいのかよくわかりません。

とりあえず覚えておくべきことは、草だろうと落ち葉だろうと廃棄物の焼却は原則禁止されているが、暖をとるためだったり調理や炭作りなどといった目的が廃棄物の処理で無い場合、例外扱いで焼却できるということ。

ただし近隣に迷惑をかけないようにする必要があること。

焼き芋おいしい。

以上です。